間もなく震災から10年。
生まれ育った街があとかたもなく海に流され、生きているのか死んでいるのかさえわからなかったあの日から10年です。
個人的には生きるのに必死であっという間の10年だったような気がしますが、10年という長い年月を経た今現在、街はどのように変わっていったのでしょうか?
大船渡市街地中心部の商店街などが立ち並んでいた大船渡駅前は、更地となりかさ上げされ、おおふなぽーとを中心に、キャッセン大船渡やおおふなと夢商店街などといった商業施設にまとまり、整備され綺麗な街並みに生まれ変わりました。
隣の陸前高田だってアバッセたかたを中心に復興。奇跡の一本松は浜辺で市民を見守るように、復興の象徴として保存されています。
今日はそんな綺麗になった大船渡の中心部に位置するキャッセン大船渡で3.11に行われるイベントをご紹介。
キャッセン大船渡の『3.11 Kyassen Candle Night』
イベント趣旨
震災から10年。それぞれの想いがこめられた灯が、まちのあちこちに灯ります。
それぞれの場所で想う10年。皆の祈りが大切な方に届きますように。
イベント概要
①竹あかりオブジェ
日時:3/9~3/31 17:00〜21:00
場所:みなと公園・キャッセン千年広場
総合プロデュース:ちかけん
制作:キャッセン竹部
<エリア内関連企画>
②岩手日報社震災報道博物館 プレ事業「東日本大震災報道展」(同時開催)いのちの写真展
日時:3/9~21 9:30~18:00
場所:キャッセンコミュニティスペース
主催:岩手日報社
③追悼のライトアップ
日時:3/8〜16 17:00~22:00
場所:おおふなぽーと多目的広場
主催:一般社団法人大船渡観光物産協会
④須崎川イルミネーション
日時:3/9〜3/31 17:00〜24:00
場所:須崎川親水エリア
主催:おおふなと夢商店街・キャッセン大船渡
⑤浮き球流し
日時:3/11 14:00~23:00
場所:須崎川親水エリア
主催:LOVE大船渡プロジェクト実行委員会
⑥大船渡スカイランタン
日時:3/11 19:00〜20:00
場所:夢海公園
主催:大船渡スカイランタン実行委員会
3/9〜3/11は便利な無料のキャッセンぐるぐるバスが運行
3/9〜3/11 の3日間、キャッセン大船渡エリアに無料バスが走ります!
①市内5箇所(吉浜・越喜来・綾里・日頃市・末崎)⇄キャッセンモール&パティオ 1日2便
②キャッセン大船渡エリア内循環バス
キャッセンモール&パティオ⇄夢商店街⇄大船渡プラザホテル⇄大船渡駅(おおふなぽーと)⇄かもめテラス⇄スリーピークス・バンザイファクトリー前⇄夢海公園⇄海の幸ふるまいセンター⇄マイヤ大船渡店
注:日頃市の発車場所が変更になりました
長安寺駅前→屯所の隣地(コミュニティ消防センターの隣の空き地)
同時開催中のKyassen Candle Night 2021の灯を見られるようナイトタイムバスも運行します。
10年という節目
内外共通だと思いますが、「大船渡はこんなに綺麗になりました」と是非このイベントを通し街並みをご覧ください。
お次はこちら!
LAWBLOWの『10年後の復興者』
3.11は大船渡が誇るアーティスト「LAWBLOW」が生で聴けます!
なんと全世界へ向けて大船渡のLIVEHOUSEFREAKSから無観客無料配信ワンマンライブを開催。
同時に『10年後の復興者』がリリースとなります。
LAWBLOW無観客無料配信ワンマンライブ詳細
2021/3/11 20:30配信スタート。
下記URLからどなたでも無料で視聴できます。
視聴は無料ですが、皆様のお気持ちを頂く「投げ銭システム」もあります。
配信はこちら
投げ銭はこちら
「大船渡の心」そのものを映し出したリリックとサウンドを聞いてLAWBLOWを応援しましょう。
『10年後の復興者』詳細
2021.3.11リリース!
7000枚完売したアルバム『復興者』から10年、現在入手困難となった復興曲4曲をリメイク、本作のために書き下ろした新曲2曲を含む6曲入りミニアルバム
僕なりの「LAWBLOW」
全国で活躍する大船渡出身、大船渡在住のアーティスト「LAWBLOW」
みなさんは「LAWBLOW」の歌を聞いた事ありますか?
僕は3人でやっていた時、2人の時、そして現在と聞いたことがあります。
昔はバックミュージックに乗せ、ガンガン煽り、盛り上げるような楽曲が多かったのですが、現在はしっかりメッセージを一言一言伝えるような楽曲になっているように思えます。
東日本大震災前から活動をしており、震災を経験し、経験を乗り越えている過程で生み出される楽曲は、その時その時のリアルな言葉で表現されています。
代表曲である「家に帰ろう」は今でも僕の寄添歌で、光を与えてくれ、「父さんへ」は同じような境遇の自分自身に刺さり痛く共感しました。
生きていて絶望した時、何もかもが嫌になったとき聞いてみてください。
自身に寄り添ってくれるような楽曲たちが力を与えてくれます。
「LAWBLOW」プロフィール
菅原 盾 (すがわら じゅん)
生まれ育った岩手県大船渡市に在住し、全国各地でライブ活動中。
ライブでは涙を流す人が多く見られる心に滲む楽曲は、涙の後に笑顔へと変えてくれる不思議なパワーがある。
東日本大震災直後は支援活動をする傍ら、全国の復興イベントにゲストとして招かれ、2011年7月27日発売となった 1st.アルバム「復興者」からは「家に帰ろう」が、NHKいわてみんなのうたに選出(7月~9月)され、 音楽番組やニュース、 ラジオなどで取り上げられ、被災地のみならず、全国各地から共感を得た。
2013年には、長崎の稲佐山公園野外ステージにて行われた、さだまさし主催の「長崎から東北へ」と題した東日本大震災復興支援チャリティーコンサートに招かれ、 加山雄三、アンジェラ・アキ、ゴスペラーズ、ひめ風(南こうせつ、伊勢正三)、スターダストレビュー、秦基博らと共に、東北に向けて歌のメッセージを届け、 会場は全国各地から8000人のファンが詰めかけた。
数多くの応援歌を歌ってきた彼の楽曲は、人の心に寄り添える歌、『寄添歌』として性別を問わず、幅広い年齢層から支持を受け続け、 2016年初のベストアルバム「まとめ」をリリースし、初回プレスを三ヶ月で完売させる。また2017年7月に地元大船渡にて開催されたワンマンライブはチケットソールドアウトの大成功をおさめた。
2018年12月メンバー脱退に伴い、リーダーであった菅原盾がソロで『LAWBLOW』を続け、2019年7月新体制初のワンマンライブを東京で行い、成功をおさめた。
LAWBROW
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