2020年の大船渡の花火大会は中止
毎年8月第一土曜日に行われている大船渡2020年花火大会はコロナの影響により、「収束時期が見通せない中での開催は困難」との理由で中止となりました。
大船渡の花火大会といえば2日間にわたって開催される夏の風物詩で、海を利用した水中花火 など多種多様な約5000発の花火とイルミネーションで飾られた海上七夕船団。
港を照らす約80基の「かがり火」と洋上の「漁火」そして幻想的な音楽で構成された「かがり火幻想」
光と音の競演が見る人たちに感動を与えます。
大船渡花火大会の中止は東日本大震災が発生した平成23年がありますが、僕の記憶にある花火大会の中止はこの1回だけだったと記憶しています。
コロナは人の命ばかりではなく、こういった行事までも奪ってしまう怖い病気。
仕方のない事とは思いますが、夏といえばやっぱり花火。
全国的にも花火大会は中止となっているようですが、全国の花火業者が協力しあって「全国一斉サプライズ花火」を計画しているようです。
具体的にはどういうこと?
・発起人は秋田県や徳島県など10都県の花火業者
・悪疫退散祈願で今こそ花火をという思いから発起
・コロナで気持ちが落ち込んでいる中でも、花火を見て喜んでもらえたらうれしいとのこと
・打ち上げる時間は5分以内
・日時場所は非公表等統一ルールがある
・打ち上げ地域以外の人にも楽しんでもらえるように特設サイトのほかSNSに動画を公開
とのこと。
これ素晴らしいプロジェクトではないでしょうか。
そもそも花火のルーツはどういうものがあるのでしょう。
日本での歴史上の記録に残る花火の第1号は、それから約2000年後の天正17年(1589年)7月。
伊達正宗が観賞したのが最初であるとも云われ、それに慶長18年(1613年)8月駿府で、徳川家康に、英国人ジョン・セリーヌが、同行の中国人の手で花火を見せたという記録もあります。
こうして「花火」は諸大名たちの間で流行、やがて庶民へと広がり、「花火師」が登場しました。
江戸の花火を代表したのが玉屋で、「たーまーやー」というかけ声が生み出されたのはこの頃のようです。
花火がお盆の時期に打ち上げられるのは「慰霊」の意味があり、東京の隅田川花火大会の起源も江戸時代に流行したコレラの退散祈願だったとのこと。
数発でもいいから
悪疫退散の祈願の意味が花火にあったなんてびっくり!
物事一つ一つにはちゃんと意味があるんですね。
コロナ収束祈願の意味も込め、せめて数発でもいいから大船渡の海にあがる大きな花火を見て夏気分を味わいたいなぁと個人的には思っています。
本日の大船渡グルメはうら嶋の「お刺身尽くし!」
まだ夏には少し早いですが、熱くなってくると恋しくなるのがお刺身!
大船渡ではまもなくウニ開口ということもあり、海ものが特に美味しい季節がやってきます。
そんなここ大船渡ではとろけるような美味しいお刺身を提供してくださるお店があります。
その名も
「割烹 うら嶋」
その日に水揚げされた鮮度抜群の鮮魚達がご主人の手により美味しくさばかれ提供。
お口の中で溶けてしまうような極上なまぐろから、それこそ開口されたばかりの大船渡のウニまでも。
大船渡ならではの「さんまのすり身汁」も食べる事が出来ますし、釜めしも絶品。
ランチ営業も行っていて夜は種類の提供もあり珍しいお酒がのめることも!?
大船渡の海を思う存分上品でリッチに楽しみたいならうら嶋へGO!
割烹 うら嶋
営業時間/ランチ:11時30分~13時30分 夜:17時~22時
住所/岩手県大船渡市大船渡町字野々田22-18