先日こたつでみかんを無心で食べていたところ、突き上げるように嫌な揺れが起こりました。
福島県・宮城県で震度6強、大船渡では震度4,震源は福島沖でマグニチュード7.3と久々に大きな地震が来ましたね。
大きな地震は本当に怖い!とはいっても、地震大国日本に住んでいる以上、この天災は避けては通れません。
いつどこで地震がきてもいいように注意しながら、地震と共に生活していかなければならないんです。
全国どの地域でも言える事ですが、地震は建物もが倒壊したり、津波による水害であったり、土砂災害の危険性があるなど、すべての災害を引き起こすもの。
大船渡は幸いにも建物は都心に比べると少ないですが、その分海も山も川もあり自然災害の被害を受けやすい土地柄。
間もなく東日本大震災から10年を迎えるにあたり、改めて地震が起きた際のハザードマップと心得を記載してみたいと思います。
【公式】大船渡市津波ハザードマップ
大船渡市が公式に発行しているハザードマップがあり、細部に渡り避難場所が記載されています。
このハザードマップを基にご家族、大切な人と
・こうなったらどうする?
・非常食は?水は?
・どこに逃げる?
・連絡網は?
・携帯のバッテリーの準備は大丈夫?
など、思いつく情報を共有しておきましょう。
地震が来たら?6つ心得
1.地震が来たらまずはテーブルの下に隠れる等、頭を最優先に自身の身を守ることが大事です。
2.揺れが収まったら危険な場所にいる場合はハザードマップを頼りに即避難。
3.次にすべきことは水の確保と情報収集。
4.震災発生時は6時間程度電話やネットが繋がりにくくなるといわれています。各避難所に張り出されるもの等を中心に情報収集し、インフラ復旧を待ちましょう。
また、二次災害などの緊急速報やエリアメール等が受けられるように、携帯の電源はいれておきましょう。
5.泣いても騒いでも過去は戻りません。まずはあなた自身が生き延びる事を最優先に。
6.人と人の助け合いを信じる。情報は拡散されます。必ず誰かが助けてくれるという強い気持ちをもちましょう。
などまずは冷静に行動。
津波から命を守るためには、強い揺れや長いゆっくりとした揺れを感じたとき、あるいは津波注意報・警報を見聞きしたときは、より早く高台に避難することが大切です。
また、自分の命は自分で守るという心構えで、いざという時に慌てず、迅速かつ適切に避難できるよう、マップを活用し、日頃から家庭や地域で、避難方法や避難場所などを確認しておきましょう。
東日本大震災時の大船渡の様子を映し出す東海新報社の鎮魂
日本ではこれまでに数多くの震災があり、その都度胸が締め付けられる思いでいっぱいになります。
その震災を忘れない為にも、是非手に取り見て頂きたいDVD付き写真集があります。
それが岩手県の大船渡市、陸前高田市と、気仙郡住田町を対象にした地域新聞、東海新報社が販売している「鎮魂3.11」
震災当時に東海新報社は
「震災翌日その日出勤できた半数の社員全員で号外を製作し、夜更けに刷り上ったA3判のカラーコピー2000枚を手分けして避難所へ運ぶ。」
「13日以降は自家発電装置を使い輪転機を回して従来の8ページから4ページに減らしモノクロ印刷でしのいだ」
など、震災時の情報発信になくてはならない存在で、どれだけ不安な気持ちを払拭してくれたか。今でも感謝の気持ちしか御座いません。
「鎮魂3.11」
2011年3月11日に起きた東日本大震災の真実と被災地の姿を後世に伝えるとともに、全国各地の防災・減災の参考になればとの願いが込められた一冊。
I巻「被災からの軌跡」には震度6弱の揺れが襲った直後から大津波襲来、苦悩を抱えながらも復興へと歩む市民の姿など、壊滅的な被害を受けた岩手県大船渡市と陸前高田市、後方支援に当たった住田町の状況と動きが時系列でまとめられている。九死に一生を得た市民の証言も収録
震災時の様子など、あらためて胸に刻み、今後の対策や行動に反映していければと思います。